小規模デイサービス管理者の悩み、加算を増やせば売上が増えるもの?

介護報酬減額をどう乗り切るか?

とある小規模ディ管理者の悩み

とある小規模ディの管理者から相談を受けました

単独事業所でお泊りもやっている一般的な民家改装型の小規模ディサービス

どこの事業所でも悩みの種だと思うけど、昨年の介護報酬が下がった問題

簡単に言えば、どうやって乗り切っていくのか?

この時期は体調不良で入院も増えやすいので、色々と辛いんですよね

定員が少ないから入院とかが重なってしまうと、受けるダメージも大きい

仮にその日の利用予定者が10名だとして、1名入院しただけでも

売上10%ダウンになってしまいます

小規模ディについては以下の記事も参照

小規模ディサービスの今後、特に小規模お泊りディを中心に考えてみる
お泊り小規模デイサービスの考察 急増したお泊りディサービス 最初にお泊りディを知ったのは、5年くらい前 お茶の話の...
小規模デイサービスは将来をどう生き残るのか?小規模通所介護の予想
小規模デイサービスの地域密着事業移行 小規模通所介護の動向 定員が18名以下の小規模デイサービスは地域密着事業となります ...

小規模ディサービスの介護報酬減額

昨年の介護保険改定でどのくらい介護報酬が下がったのか?

実際に数字にすると分かりやすくなります

一般的な7-9時間での介護報酬

旧介護報酬 新介護報酬
要介護1 815単位 735単位
要介護2 958単位 868単位
要介護3 1108単位 1006単位
要介護4 1257単位 1144単位
要介護5 1405単位 1281単位

ざっくりと、これに10を掛けた数字が介護報酬と思って下さい

機能訓練特化型用に、要支援の介護報酬

旧介護報酬 新介護報酬
要支援1 2,115単位 1,647単位
要支援2 4,236単位 3,377単位

予防は要介護と違って1回いくら、では無く固定です

下がった介護報酬はどうする事もできない

でも下がった介護報酬はどうする事も出来ない

単純に売上を増やすのであれば

  • 定員を増やす
  • 加算を増やす
  • 営業日を増やす

くらいしか無いけれど、どれも売上が上がる代わりにコストもかかる

但し確実とは言えない、定員を増やしても利用者が増えなければ皮算用になるだけ

ただ、地域密着に移行して報酬単価は変わりないけど

確実に今後は上がる事は無い、というよりも下がる可能性の方が大きいと考えてます

今を乗り切れないのであれば、今後の波は乗り越えられない

小規模ディ管理者の考え

居宅支援事業所併設をする

今は小規模型のディでも居宅支援事業所併設している所が増えましたね

少なくとも2015年度に居宅併設する事業所は、事業継続の意思があるという事で

個人的には好感持てます

居宅支援事業所が併設していれば、言い方は悪いけどディサービス利用者を送り込める

8割の利用者を囲い込み、残りの2割はどこか別の所からもらう

極論で言ってしまうと上記の結論になってしまうけど

根本的なもっと別の問題

「居宅の集客はどうするの?」

昨年の改正前でも居宅支援事業所が軌道に乗るのは1年くらいかかるというのが実感

当然ディ管理者として居宅へ営業にも回っていて、顔も知っているはず

でも居宅からディを利用してもらうのと

居宅から併設の居宅へと紹介してもらうのはちょっと違う

今は併設の居宅支援事業所に紹介はイメージも悪い

そこを考えていなかったのが1つ

加算で減収分を穴埋めする

小規模ディで加算を取るとすれば、入浴加算と処遇改善加算

さすがに入浴を提供してるけど、入浴加算を取らないディは余り見た事が無い

処遇改善加算は取らない所も見かけます

あとは管理者が資格を持っていて、機能訓練加算Ⅱとか?

確かに加算で売り上げは増える

機能訓練加算Ⅱを増やして56単位

定員10名で8割稼働でも10万は売り上げが増える

加算を取ると言う事は、介護サービスの利用料金も高くなるという事なんです

利用者の自己負担は1割なのでそこまで大きな負担ではないかもしれない

でも介護保険は無限にサービスを使える訳じゃ無くて、上限金額が決まっている

56単位なら要介護1を想定するなら、約14日で1日分の基本料金に達する

何もディサービスのみ使っている人じゃない、訪問介護を併用している人も当然いる

小規模のメリットの1つは単価が高い単価による収益率だけど

逆を言えば利用料金が通常規模以上に比べて高いという事

小規模なら8680円

大規模Ⅱなら7420円

加算以外の前に、小規模は基本料金自体が高いんですよね

自分がケアマネの立場なら、どっちを選ぶのか?

介護報酬は全体的にダウン、でも介護報酬が上がった加算もある

確かに加算は1つの方法でもあるけれど、デメリットが存在する事も忘れては駄目

書類関係大変な加算もあるし

ならば介護の特色

特色は大事、一番分かりやすいアピールポイント

  • アットホームな介護です
  • 少人数で手厚い介護です

以外ならアピールポイントになると思う

他も同じ事を言っているではアピールにはならない

コンビニが24時間営業しています

とアピールしても意味が無いって事です

営業周りしている時に好感触だった?

そんなばっさりと本人の前で断ったりはしないでしょ

と言う訳でこれから行ってきます

と文句だけでは仕方が無いので、とりあえずいくつかプランを用意します

利用者、家族、地域、単独事業所ならケアマネ

を巻き込んでいかないと、生き残るのは厳しい

逆にちゃんとしたサービスを提供できて、それを性格にアピールできれば

選ばれる施設になると思う

収益が下がっても、100%稼働で赤字という程介護報酬が下がった訳ではないのだから